◆2010年12月23日 (木) 劇場版 イナズマイレブン 最強軍団オーガ襲来 3D
土曜の忘年会の時に新宿ピカデリーへ行って座席予約しておいたのですが、正解だったみたい。
あの時は座席中央しか埋まってなかったけど、もう初日は昼の時点で最後の回以外完売状態。
11時半の回で入場も開始前から長蛇の列。 親子連れの多さと多少の大きいお姉さん達の姿が。
とにかくOPで涙腺緩む。
円堂が雷門中に入学してサッカー部を設立し、染岡と半田の3人だけの部活動と言う冬の時代。
そして2年になり新入部員達が部室に訪れた時の笑顔が堪らない。
感想と言うより、突っ込みを入れたい事が山程。 ストーリーは別の意味で、あって無い様な物。
そもそも論として80年後の世界の描写が無く、提督の言葉からしかその様子は伺えない為
カノンや王牙学園の連中を見ている限り、未来の子供達は本当に弱体化しているのか不明。
全国大会まではテレビと一緒なので、ある意味前置きが凄く長い。
本放送を見ていない人への配慮かと言うと、割と足りない。
途中のPV的省略は必殺技のオンパレードだが、技名の表示が欲しい。
ヒビキ提督の歴史干渉描写が少なく、影山のせいが提督のせいに変わる訳だが
影山の悪行が鉄骨落とし位しか描かれていない為、のんびり見守っているだけに見える。
独自干渉としては偽夕香に豪炎寺のサッカー一時復帰を止めさせた以降は王牙学園登場まで無い。
歴史への干渉なら、円堂がサッカーと向き合えなくなったエイリア篇の風丸離脱後が一番だと思う。
王牙学園との決勝前に、世宇子中のプラカード娘の羞恥プレイ一瞬あり。
しかし肝心の世宇子の戦いは予告で作っておきながら省略。
王牙学園は前半、シュートコースをカットするのみで他は何も動かない。
これが予想以上に雷門イレブンからサッカーの楽しさを奪う。
後半もそのまま何もしないでいた方がサッカーへの不信感を抱かせた気がする。
円堂からサッカーを捨てさせる事が目的で、王牙学園が勝つ必要は無い。
傷付き倒れる雷門イレブンの姿は逆効果。 試合に負けて勝負に勝つ事は軍事教育には無いのか。
助っ人が試合中に乱入してもセーフ。 独りずつ名乗りを上げる格好良さ、特に狙い過ぎな吹雪。
染岡さんの脱いだユニフォームは吹雪に受け取って欲しかったが、悲しいかなこの時は片想い。
そしてヒロトが脅威の侵略者の重大なネタばれを披露。 パラレル世界としてもこれは無い。
フィディオはこの時点でも世界有数のトッププレイヤーだけど観客含め誰もがスルー。
助っ人陣の必殺技演出が一新。 飛鷹の真空魔は地味なせいか、発動前が美味しい。
単独シュートでゴールを奪い、シュートチェインで止められるゴッドキャノンの強さの謎。
しかしシュート時の眼を見開く様は素敵。 後、帰る前にユニフォーム返して。
全体を通してゴッドハンドの存在が世界篇より頼りになる安定感。
世宇子中との決勝の代わりに王牙との試合だから、雷門の実力はジェミニ以下。
しかし助っ人達と互角以上に渡り合う豪炎寺無双。 豪炎寺と鬼道の、幻の凄い大技。
新必殺技はその場で叫ぶ為に命名の必要が無く、目金は帝国との練習試合で逃亡した以降は空気。
その代わりかメガネクラッシュは披露。 マネージャー達の扱いは更に酷く、ダブル茶碗も無し。
カノンは円堂を曾祖父ちゃんと呼ぶが、雷門ベンチに居ても曾祖母ちゃんに関しては何も言わない。
この場に居ない塔子にまさかの嫁さんフラグ。
EDの様子から総ては劇中映画説も浮上したが、まぁ無いだろう。
3Dは飛び出す部分もあるが、要は奥行きが付いた。 私みたいなダブル眼鏡でも大丈夫。
●劇場版 イナズマイレブン 最強軍団オーガ襲来
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