◆2006年02月18日 (土) 流行への反発と自己定義
秋葉原に蔓延する、メイドの格好をした店員が居る喫茶店風の店。
あれらに一番要らない要素は「馴れ合い」だと思う。
何と言いますか、「ヲタ話とか出来て擬似的な友達関係が作れる店員が居て
飲み物とか出してくれるお店の制服がたまたまメイドみたいな格好」としか捉えられない。
メイドを辞書検索すると「女中・お手伝いさん・客室係の女性」と、実に日本的な言い回しだけど
実際イメージするのって、貴族のお屋敷に仕えて身の回りの世話をしてくれる女性って感じだな。
メイドは友達じゃ無くて家政婦に近い筈だ。
自分をご主人様だと言うのなら、即ち雇用主である。
何処のデパートに社長とじゃんけんゲームをするエレベーターガールがいる。
「お帰りなさいませ」と言われて「只今戻ったよ」とか言えるのか。
何処まで向こうに合わせたロールプレイが出来るのか。 して良い物なのか。
要するに私は、楽しみ方を知らないと言える。 良く知らないせいでもある。
しかし、深く濃い秋葉原が、上辺だけ取り繕ったメディア向け商品で溢れてるのは何だかなぁと思う。
これが観光地化の弊害なのか。
さて、そんな流行嫌いの私ですが、仕事の帰りにVictorianCafeEmilyに行って来ました。
今日が私の誕生日と言う事もありまして、自分へのご褒美と言いますか贅沢と言いますか。
店員がメイドっぽい格好をしているので、これもメイド喫茶と考えれば初体験です。
メニューにどうみてもローゼンメイデンな名前が勢揃いしていたが、此処はスルー。
ティーwithコーヒーとスコーンのクリームセットを注文。 美味しかったですよ。
私がネットの情報を整理するに、此処はとても良い店だと判断しています。
このお店を基準にして考え、今日行ってみて、その基準がどの様な物か把握出来たと思う。
この話題を扱う事はもう無いだろう。