◆2011年03月19日 (土) 映画 プリキュアオールスターズDX3 未来にとどけ!世界をつなぐ☆虹色の花

 堂々の完結篇。 サブタイトルは非常に重要な意味を持つ。
皆で力を合わせている所、力強い科白を繋いで行く所に何度も涙腺緩んだ。
それぞれに見せ場がある分、出て来るサブキャラ達は殆ど喋らない。
それは前作の映画でお楽しみ下さい。 敵も前作以上のオールスターズですからね。

響とつぼみ運命の出逢いはハミィが喋る事で色んな事を省略するお約束の領域。
変身バンクは掛け声と変身後の口上だけの大幅省略でも余裕の長さ。
増え過ぎた人数は魔女に突っ込まれる始末。 それに対抗する黒幕は遂に宇宙規模。

何度かある静寂が不安を誘う。 4ヶ所に分断されたプリキュアと妖精。
チームに分かれての戦いはそれぞれが個性的だが、頻繁に場面が変わるので疲れるかも。
ルミナスチームは一見すると色物だが、実は最強クラスの精鋭が揃っている故の変則バトルか。

キュアブラックがリーダーシップを発揮するかと思ったらそんな事は無かった。
シャドウの鏡でダークプリキュア5も登場かと思ったらそんな事は無かった。
ハミィとムーンライト奇跡の掛け合いも無かった。 コッペ様は居なかった。

悪役で個性が際立ってたのは魔女とシャドウかな。 後は強大な悪意の復活の象徴な感じ。
そんなシャドウもお茶目さん担当で、後の科白はシロップが継ぎます。
ココが人間の姿にならないのは、フリーズンと混乱するからか。 人間でも戦力外ですが。

ミラクルライトはその役割と使われ方がとても良い。 予習と復習もある。
新規描き下ろし満載の必殺技やコラボレーションパンチに胸が熱くなる。
フリーズンとフローズンはコンビ対決としてスイート組がお相手。

妖精達との別れを伴う最後の変身は、今作で終わりと言う事情を示唆させる。
冒頭の何気無い口喧嘩を大事に使っていたのは見事。
キュアメロディとキュアリズムを奮い立たせた先輩プリキュアの言葉が、今度は皆を勇気付ける。
この希望の循環を出来る事がプリキュアたる所以。
メップル達が帰るのは光の園なんですが、ひかりは特に戻る気が無くて良いのだろうか。

スーパープリキュアになったスイート組のスカートが凄く素敵。 ロングスカート系は少ないし。
必殺技もお披露目だけど、オンエアの事情が変わってますからね。

EDは恒例のダンスでは無く、妖精達との出逢いの思い出回想録。
そして夢のキャッキャウフフタイムあり! これを待ち望んでいたのですよ!
割と残念なのは名前を呼び合うシーンが少ない事かな。 しかし圧倒的な満足感。
これは3部作だから、3作通して観るとかなり至福の時かも知れない。

あ、今回は教徒と一緒に観ました。 節電の影響で満席フラグを予感したけど逆に来なかった。

●映画 プリキュアオールスターズDX3 未来にとどけ!世界をつなぐ☆虹色の花
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