◆2012年01月17日 (火) 郷土の民話を求めて

 昨日はミニ郷土資料館があると言う外川へ。 久々に銚子電鉄に乗ったら、車両が何だか新しい。
液晶の案内板があったり、床も木じゃ無くて普通の電車みたいだ。 でも車内音声はまるでバス。
運転手と車掌の他に、観光案内を勧めてる添乗員とでも言う女性が。
笠上黒生で降りてたから延々スタートガイドをループしてるのでしょう。

ミニ資料館は一瞬で取材終了と言うか、資料が置いてあるだけ。
常時開放されている様な施設では無く、観光に来た団体客が土産物屋を回るついでに訪れる所。
話もあまり通じないし、ずっと監視状態でとても腰を据えて見学出来る様な場所では無かった。

郷土の事を知りたいなら郷土の図書館に行くのが良いと気付き
取材2日目の本日は図書館に行って資料を読み漁る。 昨日は休館日。
伝承系は脚色が無い分、あっさりした物ばかりだった。

岡田勝太郎著「むかし語り銚子」は著者に見覚えがあると思ったら小学校の時の校長先生。
古めの本だが、銚子の川口てんでんしのぎと言う言葉で三陸の津波てんでんこにも触れられている。
意味は似た様な物であり、利己主義とは違う葛藤と意志の強さが書かれている。
川口の千人塚は割と馴染みがあるが、てんでんしのぎは初めて聞いた。

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