◆2006年03月27日 (月) 放送局に於ける収入の在り方
範囲内でも受信出来ない地域もあるってのに。
IP放送の強みを生かすには免許制度の見直しが必要になるが、地方局の経営に大きな影響を与えかねない。キー局など県外局の放送も見られるようになり、視聴者が食われると、CM収入の減少が懸念されるからだ。地方局は凄い後ろ向きな考え方。 キー局は資本力の後ろ盾による余裕で我関せず。
免許制度のねらいと実態がかけ離れているとの指摘もあり、民放キー局幹部は「独自番組づくりに力を入れて地元に不可欠な存在になることが重要だ」と話す。
どちらも保守的で、今の利権にしがみ付こうと必死。
共通するのは、どちらもあんまり視聴者の事を考えていない。
今のこの反発は、Googleがニュースに参入して来た時の様だ。
しかし2011年までには確実に放送形態が変わってしまう。
放送局はCM収入の在り方を考え直す時期に来ていると思う。
番組制作の資出をしているのはスポンサーだが、CM団体自体がCMを打つ位CMのイメージは悪い。
面白いCMは注目されるが、それ以外は本当に効果が上がっているのか不思議に思う。
所詮、視聴者にはただのトイレタイムとしか思われていない。
受信料で補うなんて現実考えられないし、歴史もあるのでCMは無くなりはしない。
そして食べ物にしろ家電にしろ保険にしろ、情報が欲しい人は居る筈だ。
そこで、ネットでの広告の立場を参考にしたCM配信を推す。
番組を選ぶ様にCMも選ばれる。 若しくはマッチング広告。
ただしそうなると、現状の番組制作体制では出資したのにCMが見て貰えない事態になりかねない。
かと言って放送局に出資すれば株式と変わらない。
良い案が思い付かないのだが、早い話が広告費ばかりに頼るなって事だな。
スポンサーと広告代理店が幅を利かせる様な立場で無くなればそれで良い。