◆2006年06月24日 (土) 超星艦隊セイザーX 第38話(最終回)
超星神シリーズ3部作の有終の美を飾るに相応しい最終回。
時には特撮らしからぬ展開に笑い、時には熱い演出と王道的お約束に大興奮。
登場人物の個性が豊かで、中でも悪の三馬鹿のバランスが絶妙。
特にブレアードは実直・猛進、更に愛嬌があって納豆ご飯が好きと言う、濃くも親しみ易いキャラで
終盤で主役級の扱いにまで昇格し、その大人気振りに拍車を掛けた。
着ぐるみなのに一挙手一投足に表情や感情が見えて来るのは、中の人達の凄さと言えよう。
セイザーXの顔出し場面で、ブレアードまで顔出ししてたらどうしようかと思った。
未来を変える戦いに終止符が打たれ、それぞれ自分の道を歩み始める仲間達。
宇宙や時を隔てて離れていても、コスモカプセルで繋がっている友情。
しかし、悪用させない為とは言え末代まで守り続けろって言うのは、一種の呪いだな。
歴史改変で消えたシャーク隊長は、未来での存在も無かった事になるのだろうか。
たっくんとレミーのラブコメも見られたし、最後にOPテーマを持って来るのも流石。
突っ込み所も色々とありましたけど、実に正義のヒーローらしい幕引きでした。 有難う。
後、ブレアードさんが別れ際に言いたかったのは、最後に納豆ご飯が食べたいって事だと思います。