◆2006年07月13日 (木) 財前丈太郎 第02話

 梅宮辰夫の起用は別に悪くは無いのだが、言い回しがナレーションと言うより独白だ。
脇役も渋い所を抑えたキャスティング。

ただもうストーリーがどうにもお粗末で
腐敗した権力と言う判り易い悪をお膳立て、主人公がそれ以上の権力を振りかざして倒す。
時代劇で例えるなら、悪代官を悪家老が懲らしめる感じで、正義が無い。

話が全然見えて来なくて、単に政治批判とゼネコン叩きがしたいだけな気がする。
オサレアニメを通り越して、中二病アニメなんじゃねぇのか。

意味不明な決め科白の「だっぼん」と、今回の「死後硬直です」は流行の予感だ。

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原作の方は此処まで酷くは無さそうだが、あんまり読みたいとは思わないな。

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