◆2006年10月13日 (金) 最初の山場を終えて

 先月末から本当に厳しいスケジュールでした。
仕事が無いよりはあった方が良いとは言われます。 体調管理も自己責任です。

しかし、制作は営業をして仕事を取ってスケジュールを組む以上
公演に対してマネージャー的な役割を担っていると思うのです。
役者の名前は出ないし、何を売っているのかと言えば演目自体ですからね。

でも、公演をするのは現場の人間です。
最低限の体調管理は自分達でするけれど、過酷な状況が続けばそりゃ疲れます。

同じ科白を喋っていても芝居の内容は日々違う、観客も我々にも毎回が一度しか無い公演です。
仕事が入った以上は良い芝居を届けようと思う訳ですが、それが出来なくなるのは誰だって辛い。

そんな訳で、無茶なスケジュールを組んで現場に丸投げってのは勘弁して頂きたい。
本番中に苦しい顔は見せられない分、ばらしと搬出は思いっきり不機嫌な顔してるけどな。
余計な所で無理したり頑張りたくは無い。

で、やっぱり秋に仕事が集中するのがそもそもの問題だと思うのですよ。
私の嫌いな言葉は「文化の秋」と「芸術の秋」です。 一年中やれ。

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