◆2007年03月31日 (土) 結婚式

 私個人として結婚式に招待されたのは初めてです。
とは言え、公私共に忙しい年度末とは時期が悪過ぎる。 実家にも多大な迷惑を掛けてしまいました。

まぁ入籍は去年だし、1ヶ月も前から日程は聞かされていましたが、スケジュール調整が無謀なので。
出席しなくても祝福する気に変わりは無いので
出来れば私の事は忘れるかそっとしておいて欲しかった。

そもそもおめでたいのは本人達で、わざわざ周囲が祝福しなくても幸せなのですよ。
更に言うと、それまで十数年も同棲生活を続けて来ているのを身内は知っている訳で
親族でも無い私が今更籍を入れた事に特別な思いを湧かせる物でも無い。

そんな感じで直前まで非常に憂鬱でした。 直前と言うのは、式場で新郎の姿を見るまで。
馬子にも衣装と言いますか、らしからぬタキシードに身を包み
形式に則って新婦を迎え誓いの言葉を交わすその様は、正に晴れの舞台と呼ぶべき姿でした。

晴れ姿を見て貰いたいと言う気持ちならば、私にも判ります。
ましてや、一度きりの大イベント。 そりゃ見届けてやらないと。

その後の披露宴で体調崩したけどな! 乾杯のシャンパンの香りで気分悪くなってるし。
食欲も湧かず断酒中だからジュースばっかり飲んでましたよ。
こっちは出席せず外で寝てた方が良かったのでは無いだろうか。 徹夜明けだったし。

スピーチでは敢えて言わなかった言葉を記そう。

「人」と言う字は、長い方が倒れそうなのを短い方が支えている。
長い方は気ままにあっちこっち倒れる事もあるかも知れない。
でも、きっと短い方が支えてくれる事を信じて倒れそうになっているのだ。

お互いの信頼の事等、孤立無援の私が言えた義理では無いが
寄り添い支え合って夫婦生活を歩んで行って欲しい。

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