◆2008年11月11日 (火) 主水之助七番勝負 第04話

 病を患う居合の達人と言えば橘右京。 そして死にそうな人程、生に執着して生き延びる法則。
斬られる事が判ってる相手のドラマだから基本救われないけど。

主水之助とも顔見知りの、芸者の蔦吉の気風の良さが魅力的。
平田壱岐に対して言葉は荒いけど直球で思いを告げる所が凄く良い。

時代劇に代官が出て来たら大抵は悪代官な訳ですが、今回は何ともやる気の無い代官が登場。
でもしっかりと黒幕でした。 リアル「悪よのぉ」まで披露。 時代劇でリアルも無い気がしますが。

そして今回凄く良いと思ったのは、最後に代官の汚職が告発され、責任を取って切腹する場面。
潔く腹を斬った後の、首斬り役人に介錯を求める見苦しさが実に良く
平田壱岐が代々の首斬り役人である家柄に劣等感を抱いていた事に対するフォローにもなっている。

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