◆2008年12月09日 (火) 主水之助七番勝負 第07話(最終回)

 本当に7話で終わってしまって寂しい限りです。
この時間帯で、最後まで誰も幸せになれなかったって凄い。 暗くは無いけどね。

普段なら一撃で斬り殺すのに、秋津に合わせるまで生き長らえさせる優しい善鬼さん。
キャスティング的に、最初から仇討ちは無理だと思っていました位の事は言わないと駄目だろう。
魔剣も所詮はただの剣です。 それを岩に叩き付けて折る上様って相当な力だな。

一刀流相伝を掛けての試合で脇差しを使うのは最初から間違ってると言いますか。
正攻法では勝てないと言うより、単に殺す気満々。 お勢伊が振り向いてくれないから嫉妬ですよ。
心に鬼を宿しているとか言われてるけど、そもそも名前に鬼が入ってるのに酷い話。
どっちが先かは判らないけど、伊藤一刀斎が自分で拾った子供にそんな名前付けてたら嫌だな。

上様が仇討ちの虚しさ、人を殺める事の愚かさを知りつつも戦うのは、善鬼さんを止める為。
善鬼さんに残された道はそれしか無かったと思う。 死に場所は求めてなかったと思うけど。
そして上様に同じ技は通用しません。

お互いに生きていて欲しくなかったけど、倒しても倒されても救われない。
お勢伊は最後に良い科白を任されたなぁ。

この記事のトラックバックURL

http://beh.s8.xrea.com/mt/mt-tb.cgi/1681