◆2009年04月24日 (金) テレ東、次の一手
島田社長の定例会見より引用。
アニメと関わりの深いテレ東は良く判っているし先を見据えている。
19時台は、ファミリーゾーンと位置づけ、ビジネスモデルとしてしっかりしているアニメ番組を中心に編成し、強化していきたいという考え方です。良質のアニメを家庭に届けたいということで、クールごとにアニメ番組を増やしていくつもりです。
最近思っているのは、深夜枠に多く見られる作品。
大人向けヲタク向けで資金の回収方法がDVD位しか無い作品は未来に繋がらないと言う事。
今のヲタクを相手に商売するのはアニメ関連会社が今を生きる為に必要だけど、結局はその場凌ぎ。
漫画やゲームと同じく、昔の子供が成長しても離れずに居る現在は、ヲタクの高齢化も招いている。
その分業界は成熟したけど、今の子供をヲタクに引きずり込まないと何処かで頭打ちになる。
未来のヲタクに向けた作品こそが重要だと思うのです。
まぁ、ヲタクは気付いた時にはヲタクと言うのが判り易い例えでありますけど
段階を踏まえず大人になっていきなりアニメに興味を持つのは突然変異レベル。
深夜枠を増やす位なら家族向けを作れと言うのが私の考え。
充分に多様化したのだから今度は間口を広げろと。
だから上記の島田社長の発言には好感が持てるし期待も出来る。
関連:新たなるテレ東の挑戦