◆2012年03月17日 (土) 映画 プリキュアオールスターズNewStage みらいのともだち

 こんな雨の中、公開初日と言うだけで映画を観に行くのは今に始まった事ではありません。
12時の回に教徒と待ち合わせ、見事に親子連ればっかりで大きいお友達は居ません。

今回は今までのお祭気分な大集合では無く、凄い本格オリジナルストーリー。
DX篇の続き的な部分もあり、導入部で持って来るに当たって、序盤からミラクルライトの出番が。
実戦で観客に使い方を教えるスパルタ形式。 今回は主にプリキュアを呼ぶ為に使われます。
そして、当時は居ない筈のハートキャッチ勢とスイート勢が自然に参加してて混乱します。

いきなり登場ゲストキャラあゆみが物語の中心。 能登。
みゆきとあゆみが恒例の運命の出逢いをしてましたが、みゆきと響にも同じ演出があって一安心。
この3人が中心のストーリー。 残りは仲良く分担。

フュージョンの欠片はフーちゃんですが大谷はキャンディ。 スーちゃんチーちゃんは居ません。
あゆみとフーちゃんとの出逢いは、妖精達と出逢ってプリキュアになった状況とまるで違わない。
良いも悪いも妖精次第なので能登を責めるのは筋違い。 まぁこの辺は伏線の様になってますが。
善悪の区別や程度の加減が無い様な状態で生まれ変わって、あゆみの願いを叶えようとしただけ。

街中のシーンでサブキャラがちらほら。 しかし満と薫お姉さんは発見出来ず。
街が破壊では無くデジモン的な消え方をしていたのは配慮か。

映画のネタばれで一番怖いのはピース変身時のじゃんけんだと思います。
王道のチョキと踏んでグーで対抗。 映画館でもちゃんとやるのが礼儀。
もしや、じゃんけんの手だけが違うバージョン違い映画を3つ作ればウハウハ搾取なのでは。

序盤から必殺技を出してたから心配したけど、気合注入は無く放った後も疲れ切ってはおらず。
本放送でもその内に力の加減を覚えるのか。

戸惑う新人プリキュアに1年戦って貫禄が付いた先輩プリキュアが格好良い所を見せるのが醍醐味。
遅れて登場し、変身後は即必殺技バンクに入るフレッシュ勢とハートキャッチ勢のお当番タイム。
しかしMH、SS、GoGo勢は科白無しだから喋るだけマシである。 妖精は出番すら無い。
確かにプリキュア達はオールスターズで画面には居る。 笑顔なのに喋らないのは逆に怖かったり。

ビルに衝突しそうな氷川丸をスイートとスマイル勢が総出で必死に抑えていたのに
再び衝突の危機を3人で受け止めてしまうMH勢どんだけ凄いんだよ!!
ブラックが助けに来た時のアップはMHのOPが来るかと期待しましたが、主題歌カップリング曲。
音楽のクレジットが独りだけだったから昔の劇伴は使われてないと思う。
そして万能過ぎるパッションのテレポート。 最初からあゆみを連れて行けば良かったんじゃ。

あゆみがフーちゃんと向き合い守ろうとする心でキュアエコー誕生。 スーパープリキュアは無し。
ネーミングがちょっと。 変身が解けた後はキュアデコルが残ったので立派にスマイル勢。
これで能登はテレビシリーズではプリキュア役が出来ない運命。 妖精になれるかな。
あゆみを守る為にスマイル勢の力になるのかと思ったらそのまま消えた台風のフー子ちゃん。

今回はプリキュア5年分が居ない分、今までの反動の様にキャストが少ない。
全員で喋れないせいか最後は謎の足当てクイズ状態。 制服だけでも結構判別出来ます。
大集合したのはラストカットとEDのダンスのみ。 CMにあった恒例の全員爆発吹っ飛びも無かった。

しかし1枚幾らの仕事で1カットに30人近く描かなきゃならんのは過酷だよな。
そんな方々のお陰で奇跡の大集合が4年も連続して観られるのです。
そろそろ映画の作監をポールが任されても良い頃合。 次は10/27。

パンフによればキュアスイングのカプセルトイは4月発売になってるし
八重洲のプリティショップにも置いて無かったから劇場先行販売かも。 私はサニーでした。

この先、ニューステージシリーズが続いてくれるのであれば
直近5作品だけ喋らせるんじゃ無くて、新作+直前+3作品のシャッフル出演を希望したいな。

●映画 プリキュアオールスターズNewStage みらいのともだち
関連:主題歌「プリキュア~永遠のともだち~」(Amazon)

映画を観終えて食事に行くのは良いんだけど、腰を落ち着けてからの充実しなさっぷりが面白い。
そのまま同人誌30冊持って帰郷。 銚子の震度5強は大した事無いと聞いてたけど実は結構な被害。

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